IMFニュース・ブリーフス

キルギスタンのクムトール労働者がストに勝利

10日間のストを経て、労働者は50%の賃上げを勝ち取った。この成功はCISの労働組合とIMFの連帯努力に負うところが大きい。

キルギスタンカナダ系TNCクムトール・オペレーティング・カンパニー所有の金鉱で働くIMF加盟組織キルギスタン鉱山・金属労組(MMUK)組合員が、ストに勝利した。

労働者は主要な目標である50%の賃上げを達成した。

9月28〜29日にキエフで開かれたCISサブリージョナル委員会において、地域の組合はスト中の労働者への支援を表明する書簡を採択した。

「皆様方のご支援がなければ、このような成果は達成されなかったでしょう。皆様方の書簡は労働者を励まし、目標達成への新たな力を与えてくれました」とエルダル・タジバエフMMUK会長は、関連組合とIMFへの感謝の書簡で述べた。

キルギスタンにおけるクムトール経営陣の行動は、TNCのダブル・スタンダード方針をよく表している――キルギスタンのクムトール労働者の賃金は、カナダの同僚が受け取っている金額のほんの一部である。しかし、この最新のストは、地域・世界レベルの連帯がTNCによる労働者の虐待に対抗する効果的な手段であることを証明している。

関連リンク:
Letter of Eldar Tajibaev, President of Mining and Metallurgy Union of Kyrgyzstan (In Russian) (pdf)


[2010年10月12日――イリヤ・マトベーエフ]