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労働者の組織化に向けて労働組合ネットワークを構築

IMFは多国籍企業(TNC)における労働組合ネットワークに関するガイドライン草案を作成し、これらのネットワークを組織化と国際連帯促進につなげられるようにする方法をさらに詳しく調べる。

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ジュネーブ2010年10月26〜27日にジュネーブでIMFワーキンググループの会合が開かれ、労働者を組織化して国際連帯を促進する手段として、多国籍企業(TNC)におけるグローバル労働組合ネットワークを利用する方法が議論の焦点となった。

このワーキンググループは、TNCでグローバル労働組合ネットワークを構築・維持する方法に関するガイドライン立案を任務とし、TNCによる反組合的アプローチが労働者の権利の侵害を招き、組合による組織化を妨害している実態を取り上げた。

参加者は、アメリカのような反組合的環境において組織化を援助する国際連帯に必要な条件をめぐり議論した。これまでの経験から学び、各国で組合活動を準備・調整することが、組合が採用すべき戦略の1つとして確認された。

この会合では、母国の組合の支援を受けて世界中の労働者のために、国際枠組み協約を取り決めて実施する方法についても討議した。

クリスティー・ホフマンUNI書記次長、IUFのキリル・ブケトフ、レイバースタート創設者のエリック・リーが招待演説者として参加し、組織化と労働者の組合加入権擁護を目標に労働組合がTNCに対抗して実施する企業キャンペーンについて話した。

参加者は、重点的TNCとグループが来年実施すべき今後の措置を確認する方法についても議論した。そのような活動には、テナリス、ゲルダウ、フォード、ボーイング、ノキア、フィリップス、キャタピラー、シーメンスを対象とする8つのネットワーク会合が含まれる。

これはTNCにおける労働組合ネットワークに関するIMFワーキンググループの2回目の会合で、ベルギー、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ノルウェー、アメリカのIMF加盟組織代表が参加した。前回の会合は2010年5月に開かれた。

ガイドライン草案は12月にIMF執行委員会の審議に付される。加えて、ネットワーク・コーディネーターの役割について検討する会合を2011年3月にブラジルで開くことも提案されている。

会議議題と参加者リスト:
Agenda
List of participants


[2010年10月26日――チェリッセ・フレドリクス]