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労働者がキャタピラーの解雇に抗議 オーストラリアの金属労働者の主張によると、採掘用トラック・メーカーのキャタピラーが製造拠点の海外移転を決定した原因は、オーストラリア・ドルの高騰である。 オーストラリア: オーストラリア製造労組(AMWU)と同労組の組合員は11月11日、キャタピラー前で1時間近くにわたって抗議し、労働者を他の工場に配置転換するよう経営側に要求した。 合計60人のキャタピラー常勤従業員と40人の派遣労働者は、現在キャタピラーが黄色い大型採掘用トラックを組み立てているビクトリア州タラマリンの事業部門が12月15日に閉鎖される、と告げられた。 IMF加盟組織AMWUの全国書記デイブ・オリバーによると、「会社側は、以前はここで製造していた製品をメキシコから輸入すると言っている」。 キャタピラーは声明で、この工場で実施される作業の種類が変化しつつあると述べた。 「キャタピラーは家族重視の価値観の尊重を説いている。さて、その価値観はどうなったのだろうか?」とデイブ・オリバーは語った。 同労組は現在、労働者が解雇手当全額を確保できるようにすべく会社側と交渉している。またAMWUは、製造業と持続可能な雇用を支援する政府介入の強化も要求している。 [2010年11月12日――バルター・ビッテンコート]
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