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フォックスコンに投票! 年間最悪企業を決める2011年パブリック・アイ賞の投票が始まった。GoodElectronicsとIMFはフォックスコンへの投票を勧めている。この運動を広げるよう友人や同僚、支持者に呼びかけてほしい! インドでは、フォックスコン労働者が組合代表を求めて闘い続けている。その過程で、2010年10月9日に319人の労働者が逮捕され、12人の組合幹部が13日間にわたって投獄され、24人の労働者が停職処分を受けた。 労働者は組合承認と賃金・労働条件改善を求めて闘い、2011年1月4日にチェンナイ高等裁判所の決定を勝ち取った。この決定は、労働省とフォックスコン経営陣が6週間以内に選挙を実施し、フォックスコン工場の過半数組合を決定するよう命令した。 チェンナイ高等裁判所は、それに先立つ2010年10月28日に仮差し止め命令を出し、フォックスコン経営陣が工場の組合と和解することを禁止した。 ところが、スト終了後の2010年11月18日に労働者が職場に復帰すると、労働者の過半数がインド労働組合センター(CITU)傘下のフォックスコン関連労組FITSに加入しているにもかかわらず、フォックスコン経営陣は、別のフォックスコン関連労組であるFITMSとの日付をさかのぼらせた改訂和解案の受け入れを強制した。 職場に復帰した労働者は、「新しい賃金協約を受け入れ、今後はストライキに関与せず、就業規則を遵守しなければならない」と書かれた文書に署名しなければ、新協約の恩恵にあずかることができないと言われた。経営側は労働者にFITSの役員ポスト辞任も求め、「この条件を受け入れた場合に限り停職処分の取り消しを検討する」と伝えた。 2011年1月6日、停職中の労働者全員が、自分たちに対する告発に関する内部調査文書を受け取った。労働者に対する告発はすべて同社の服務規定に基づいているが、その服務規定を労働者たちは一度も見たことがない。2011年1月7日、労働委員事務所で開かれた組合役員との会合で、経営側は内部調査を行う予定だと繰り返した。これを受けてFITSは、内部調査の要請を拒否し、労働委員事務所でこれらの問題について協議するよう経営側に求めた。 [2011年1月13日 アニタ・ガードナー]
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