IMFニュース・ブリーフス

レイバースタートのメキシコ支援要請に参加を

レイバースタートは、IMF、ICM、ITF、UNIおよびITUCの呼びかけで2月14〜19日に実施される世界行動デーを支持して、メキシコの労働組合権に関するAct NOWキャンペーンを開始した。

photo
メキシコ メキシコの労働組合権を要求する世界行動デーを控えて、レイバースタートはAct NOWキャンペーンを開始した。カルデロン大統領に直接メールを送り、メキシコの労働組合権を要求することができる。

国際労働組合運動は2011年2月14〜19日に世界30カ国以上で、メキシコの労働組合権を求めて、集会、各国メキシコ大使との会談、書簡や大量メールの送付など、さまざまな行動を実施することにしている。

この日は2006年2月19日にメキシコのパスタ・デ・コンチョス鉱山災害で65人の鉱山労働者が亡くなった事故の5周年にあたる。

アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、韓国、コソボ、オランダ、ニュージーランド、ペルー、ポーランド、ロシア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、ウクライナ、イギリス、アメリカの労働組合が、2011年2月14〜19日に一連の行動を起こし、メキシコ政府に労働組合権の尊重を要求する。

メキシコ国内でも独立労働組合運動が来週、全国でさまざまな行動を実施し、メキシコ政府による組織ぐるみの労働組合権侵害を強調する。

これらの行動の狙いは、独立組合を支援することである。支援対象組合は、メキシコ鉱山労組(SNTMMSRM)、メキシコ電機労組(SME)、国有石油会社ペメックスの労働者を代表するUNTyPP、メキシコ全国一般タイヤ労組(SNTGTM)、メキシコ自治大学労組(SUTUACM)、メキシコ電話労組(STRM)、真正労働者戦線(FAT)、それに全国労組(UNT)傘下の最大30組合であり、どの組織も激しい攻撃や威嚇、労働組合権の弾圧にさらされている。

メキシコの労働組合権侵害や、このメキシコ・キャンペーンに関する追加情報については、下記を参照:www.imfmetal.org/mexico2011

レイバースタートAct Nowメキシコ・キャンペーンを通してメールを送るには下記サイトを参照: http://www.labourstart.org/cgi-bin/solidarityforever/show_campaign.cgi?c=863

メキシコの組合は、来週実施される行動の一環として、レイバースタートを通して寄せられた書簡をメキシコ政府に届ける計画も立てているので、参加はお早めに!

[2011年2月10日――アニタ・ガードナー]