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UAWがキャタピラーと新協約を締結

UAW組合員はキャタピラーとの新しい6カ年協約を承認した。

アメリカIMF加盟組織である全米自動車労組(UAW)の組合員は、キャタピラーとの新しい6カ年協約を賛成多数で承認した。

新たに採択された協約の対象は、イリノイ、コロラド、ペンシルベニア、テネシー各州のキャタピラー施設で働く時給制の生産・整備労働者およそ9,500人である。

UAWの説明によると、この協約には、生活費調整の対象となる6年以上前に雇われた労働者の賃上げは盛り込まれていない。それ以降に雇用された労働者は市場動向を反映した賃上げを獲得する。この協約にはさまざまな一時払いも盛り込まれている。

「この協約もまた、この競争の激しいグローバル経済においてアメリカで質の良い製造業雇用を維持するために、労使が協力して互いのニーズを認め合い、創造的な解決策を見つけた1つの実例だ」とボブ・キングUAW会長は述べた。

交渉は2010年12月15日に始まった。旧協約の有効期限は2011年2月28日(月)の真夜中だった。伝えられるところによれば、労使双方は2月最後の週末に会談し、月曜日の協議は12時間に及んだという。新しい協約は2017年3月1日まで有効である。

[2011年3月9日――アレックス・イワーノウ]