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韓進造船所労働者、大量解雇に対抗してスト継続 韓国のHHIC労働者は、人員整理方針に関する現地労働協約に違反して大量解雇を実施した会社側に対抗し、闘い続けている。 このストは12月、経営側が2010年2月26日締結の現地労働協約に違反したことが原因で始まった。同協約は、「会社側は本日をもって、2009年12月18日から始まった大規模人員整理を中止する」と定めていた。この協約にもかかわらず、経営側は韓国金属労組(KMWU)の要求を無視し、KMWUの同意を得ずに大量解雇計画を実施している。経営側は組合幹部・役員に対し、ストで被った損害の補償も要求している。 組合の要求は以下のとおり。 ●希望退職・大量解雇を撤回する。 ●2009年と2010年の能力給を支給する。 ●適切な生産量を確保して仕事量を維持する。 ●組合幹部・役員に対する起訴・告発をすべて取り下げる。 ●不当な作業停止をやめる。 ●組合活動に関する労働協約に従う。 HHICは、フィリピンのスービック湾自由港区にある造船所でも2006年の操業開始以来、労働者・労働組合の権利や安全衛生基準を侵害している。HHICフィリピン労組を支援・組織化している国際建設林業労働組合連盟(BWI)のウェブサイトに掲載されている記事も参照のこと。 KMWUの考えによると、韓国の経営陣が実施している大規模人員整理は反組合的な戦術であり、労働組合権が保護されていない場所への生産移転を狙っている。 IMFは加盟組織に、スト中の労働者に連帯支援を表明するためにKMWU国際局(inter@metal.nodong.orgおよびseongsangkim@gmail.com)に支援メッセージを送り、IMF(info@imfmetal.org)にも写しを送付するよう求めている。 [2011年3月8日――松崎寛]
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