IMF、メーデーにメキシコの鉱山労働者との連帯を表明
ラテンアメリカ・カリブ海のIMF代議員が、メキシコの鉱山労働者ならびに独立労働組合運動と連帯して、メキシコで実施されたメーデーの行進に参加した。
メキシコ:
メキシコで開催されたIMFラテンアメリカ・カリブ海地域会議で、この地域から集まった労働組合員約50人が、鉱山労働者と連帯してメーデーの行進に加わり、結社の自由を要求した。ICEMからもジュネーブ事務所と一部加盟組織の代表が参加した。
ユルキ・ライナ書記長率いるIMF代表団は、メキシコの鉱山労働者とともに美術館からソカロ(憲法広場)まで行進し、広場で記念集会が開かれた。
IMFは鉱山労働者への支援・連帯を改めて表明し、メキシコ政府に対する以下の要求を繰り返した。
●パスタ・デ・コンチョス鉱山の爆発事故に責任を負う使用者と、この災害に加担した政府当局者を法に基づいて裁くこと。
●使用者による「保護協約」の強要や組合選挙への干渉など、結社の自由に対する組織ぐるみの侵害をやめること。
●官民両部門による労働組合の弾圧や政治的迫害をやめること。
[2011年5月2日――アニタ・ガードナー]
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