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IBMでグローバル・ユニオン同盟が発足

IMF、欧州金属労連およびUNIグローバルユニオンに加盟するIBM関連組合は、3団体がIBMでグローバル・ユニオン同盟結成協約を締結することに合意した。

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スイス5月6日にスイス・ニヨンのUNI事務所でグローバル・ユニオン合同会合が開かれ、IBMに組合員がいるIMF、EMFおよびUNIの加盟組織が、IBMでグローバル・ユニオン同盟を結成するという内容の合意書を全会一致で承認した。3団体が締結した協約によると、IBM関連組合は、世界レベルの対話にIBMを関与させ、IBMで組合員を増やすために、協力強化と共同行動の実施に向けて全世界で一致協力することを約束している。

出席した組合は同盟の結成を承認したうえで、6月16日に予定されているIBM創設100周年祝賀行事に合わせて、同盟の最初の共同行動を実施すべきことに合意した。世界中のIBM関連組合が100周年を記念して共同行動に参加し、同社労働者の利益を保護するうえで組合が果たす重要な役割を増進させるとともに、IBM従業員の尊重(労働組合権の尊重など)を要求する予定である。

IBM関連組合は、グローバル・ユニオン同盟がIBMで組織率を高め、同社との労働協約に関する情報を共有し、同社による反組合的な行動に直面している組合を支援するために努力すべきことについても合意した。

[2011年5月9日――ジェニー・ホールドクロフト]