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キャタピラーEWCとグローバル組合ネットワークが団結して行動 キャタピラー欧州従業員代表委員会のメンバーが、衛生・訓練分野におけるIMFキャタピラー組合ネットワーク開発への支援を表明した。 フランス: 6月15〜16日にパリ近郊のランティニーでキャタピラー欧州従業員代表委員会が会合を開いた。33人の委員全員が組合員であり、ベルギー、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、ポーランド、スペイン、イギリスで、この世界最大の建設・鉱山機械メーカーの労働者を代表している。EMF代表1人も専門家として参加した。現在、キャタピラーがヨーロッパで雇用している労働者数は約2万1,500人である。危機前の従業員数は2万5,000人だった。 ベルギーのゴスリース工場は、米国外で最も多くの労働者を雇用するキャタピラー工場である。 組合代表は6月15日に準備会合を開いたあと、ランティニーのキャタピラー工場を視察した。この工場は突き固め機を生産し、約300人を雇用している。経営側との議論で以下の問題を取り上げた。 ●キャタピラーの戦略、2010年の財務的結果、2011年の見通し ●ヨーロッパにおける買収と雇用水準 ●キャタピラー・パワー・システムズ(CPS)の進展 ●欧州連合の賃金制度と「STIP」(短期投資計画) ●退職給与制度 ●「タレオ」人事管理システム ●ヨーロッパの社会扶助サービス ●ヨーロッパおよび全世界の売上高とマーケットシェア 退職給与制度に関して、欧州従業員代表委員会の書記に、ヨーロッパに存在するさまざまな制度に関する調査の準備が委任された。委員会の要請により、ディーラー問題も議題に盛り込まれた。現在、世界中でディーラー206社が12万6,000人を雇用している。 委員長は終わりの言葉でヨーロッパ本社経営陣に対し、EWC委員がグローバル・レベルで対話するためにフォーラムを開設したいと考えていることを公式に発表し、「IMFおよびその内部で構築されたキャタピラー・ネットワークとともに、私たちは間もなく、私たち全員に関係のある諸問題、すなわち労働安全衛生や職業訓練に関するグローバル枠組み協約を提案する」と付け加えた。 欧州従業員代表委員会の委員4人が、2011年3月に米国シカゴで会合を開いたIMFキャタピラー・ネットワークの運営委員会に加わっている。 [2011年6月27日――アンヌ=マリー・ミューロー]
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