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航空宇宙組合がパリ・エアショーを訪問 IMF加盟組合の代表団が初めてパリ・エアショーを訪れ、航空宇宙産業の成功における労働者の重要性を強調した。 組合代表は翌日、この経験を分析するために会合を開き、「航空宇宙産業の主要企業が一堂に会するエアショーの規模・範囲の大きさに強い印象を受けた」と述べた。膨大な数のサプライヤー企業が積極的に商機を追求していることに、参加者は特に驚きを表明した。これら主要企業の多くに強力な労働組合が存在するにもかかわらず、組合代表の知らないサプライヤー企業が数多くあり、追求すべき大きな組織化の機会があることが確認された。 エアショーのもう1つの注目に値する特徴は、各国のみならず国内各地域までが、航空宇宙ビジネスを求めて積極的に競争し合っていることだった。 代議員は、2012年のファーンバラ・エアショーにも同様のIMF代表団を派遣すべきであるとの結論を下した。この機会を利用して航空宇宙産業に積極的に関与するとともに、メディアで取り上げられるようにして、労働組合と良好な関係を結んでいる企業が成功していることを特に報道させるべきである。IMF加盟組織ユナイトが、代表団を受け入れてエアショーで労働者を接待すると申し出た。 このIMF会合では、フランスの研究組織であるIDエアロ、セカフィおよびシンデックスの専門家が、航空宇宙部門における最近の動向について発表した。プレゼンテーションによると、2010年のアイスランドの火山噴火やとアラブの春といった出来事の影響はあったものの、この産業は長期的に安定成長を続けている。しかし雇用はますます、外部委託企業やサプライヤー企業で、また、航空宇宙産業の歴史の長い国々ほど強力な労働組合がまだ存在しない国で創出されるようになっている。 最後に代議員は、組織化と多国籍企業・サプライチェーンにおける労働組合ネットワーク開発への取り組みを再確認した。 関連リンク: IDAERO - IMF Paris Air Show - English (pdf) SECAFI - IMF Paris Air Show (pdf) SYNDEX - IMD Paris Air Show (pdf) SYNDEX IMF Paris Airshow 2011 (pdf) [2011年6月24日――ジェニー・ホールドクロフト]
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