IMFニュース・ブリーフス

アジア太平洋で組合コミュニケーションを強化

ソウルでIMFアジア太平洋地域広報担当者フォーラムが開かれ、新しい地域機関誌の計画を歓迎するとともに、地域におけるIMFと組合コミュニケーションの強化に貢献した。

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韓国5カ国のIMF加盟組織7団体の代表が韓国のソウルに集まり、6月22日に開催された地域広報担当者フォーラムに参加、東南アジア・太平洋地域のコミュニケーションをめぐって議論した。

オーストラリア、日本、インドネシア、韓国、シンガポールから集まった参加者は、現行のIMF広報活動やニュース方針について学び、IMF内部の広報活動のさまざまな側面や、この活動の一層の改善に貢献する方法に検討を加えた。

このフォーラムでは南アジア地域事務所が、アジア太平洋地域向けに16ページのIMF機関誌を創刊する計画を発表し、創刊号の内容に関する最新情報を提供した。極めて危険かつ劣悪な安全衛生条件で悪名高い南アジアの船舶解撤産業を取り上げ、東日本大震災が日本の金属労働者に与えた影響について報告している。この雑誌には、インドの労働運動に関するIMF執行委員サンジーバ・レディー博士とのインタビューも収録されている。

参加者は新刊機関誌『アジア・パシフィック・メタル』を歓迎した。7月に印刷版と電子版が発行され、IMFウェブサイトでダウンロードすることができる。

フォーラム参加者は、地域事務所に労働者の活動により深く関与してほしいという希望を表明し、IMFがウェブサイトにアジア太平洋諸国発のニュースをもっとバランスよく掲載するよう要求した。

現在さまざまなIMFテーマ別購読者名簿があることが指摘され、参加者は、域内のすべての加盟組織がIMFとじかに接触する担当者を指定するとともに、IMF発送先リストの拡大を支援するために組合員のメールアドレスを提供し、IMFと加盟組織の世界的議題の実施により深く関与するよう奨励することに合意した。

関連リンク:
List of participants of the Communicators' Forum (pdf)
Presentations made at the Forum:
Communication Resources (pdf)
IMF Communications (pdf)
Producing IMF News (pdf)
IMF Asia Pacific Journal Plan (pdf)


[2011年6月23日――アレックス・イワーノウ]