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ヴァーレの労働者が組合つぶしに直面

ブラジル系大手採鉱会社傘下のヴァーレ・コール・コロンビアの労働者が、労働組合SINTRAMIENERGETICAを結成したために迫害された。IMFはヴァーレ・コロンビアに正式な抗議文を送った。

コロンビアセサール県エルパソ市カレンチュリタスのエルアチヨ鉱山で出炭している多国籍企業ヴァーレ・コール・コロンビアで、労働者が労働組合SINTRAMIENERGETICAを結成し、今年6月3日に直ちに会社側に控え目な交渉要求を提示した。その結果、労働者はあからさまな迫害を受けている。会社側によると、交渉に応じない理由は、同労組がこの要求を承認するために全国レベルで全組合員の集会を開かなかったことであるようだが、そのような集会の開催は法律で義務づけられていない。

何人かの監督者が、組合と関係を断たなければ解雇すると言って労働者一人一人を脅しており、安全性をめぐる議論の際、「組合はいずれつぶれるものであり、組合に入れば家族に被害が及ぶ」ため、加入すべきではないと話している。6月12日に指導監督者のハイロ・タマヨがマリオ・プラードを事務所に閉じ込め、ヴァーレの請負業者マセリングでの労働者の解雇に責任があるとして非難した。

「エルアチヨのほとんどの労働者が同社に直接雇用されておらず、いわゆる『職業安定所』を通して雇用されていることも分かっています。これは労働者からさまざまな権利を奪うための戦略と思われます」とユルキ・ライナはヴァーレ・コール・コロンビアのゼナルド・オリベラ社長宛の書簡に書いている。

レイバースタートのキャンペーンが始まった。

関連リンク:
IMF Demands Respect of Workers' Rights at Vale, Colombia (pdf)


[2011年6月22日――ライナー・サンティ]