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チリのコデルコ労働者が民営化と解雇に反対して結集

コデルコの民営化計画に抗議して、銅山労働者が24時間の全国ストを実施した。

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チリコデルコで鉱山労組を代表する製銅労連(FTC)が、7月11日(月)に24時間ストを実施した。このストは同社の全部門に影響を与えた。

IMF加盟組織のFTCはプレスリリースで、スト指令の理由として以下の3つを挙げた。

●会社側が推進する民営化方針を拒絶すること。同社はガブリエラ・ミストラル鉱山の所有権を譲渡し、開発・再建プロジェクトを外部委託しようとしている。
●会社側の尊大かつ横柄な態度を断固拒否すること。同社は労働協約を無視し、雇用保障に大きな脅威をもたらしている。
●政府の過少投資に抗議すること。政府投資が少ないためにコデルコは債務超過に陥り、今後の民営化を促す状況が生まれている。

FTCは、「この合法的な動員に対して労働者の弾圧や解雇が行われた場合は無期限ストで対抗する」とも警告した。

FTCが行動を起こした主な理由の1つは、有限会社になるガブリエラ・ミストラル鉱山で採掘権が民営化されることだ。「会社側は鉱山の法的地位をすでに変更していながら、それを隠している。実際には今では別の会社になっているが、そのことにいっさい触れていない。また、24時間ストによる損失は同社の売却・民営化による損失に比べれば取るに足りない金額だが、会社はそれも認めていない」とギャビー鉱山労組のエミリオ・パエス会長は述べた。

IMF地域事務所はチリの鉱山労働者の闘いを注意深く見守っており、FTCが要求推進のために決定するあらゆる行動との連帯を表明している。

[2011年7月7日――バレスカ・ソリス]