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韓国の金属労働者がルノー三星自動車を組織化 韓国・釜山のルノー三星自動車工場で2,000人の生産労働者と500人のホワイトカラー労働者・整備員が、IMF加盟組織の韓国金属産業労組連盟への加入を決定した。同社は総従業員数5,650人で、生産能力は年間30万台である。 パク・チョンギュが支部長に選出された。これで韓国のすべての自動車メーカー(現代、起亜、GM、双竜、タタ、大宇、ルノー三星)の労働者が、KCTU-KMWUに加入した。 ルノー三星自動車は1995年に三星自動車として発足した。1997年に東アジア金融危機と深刻な労働争議に見舞われ、2000年にフランスのルノーが同社の支配権を引き継いだ(三星カードが20%を保有)。ルノーは生産能力(および作業ペース)を年間10万台から30万台に高めた。労働者代表は、作業強度が耐え難い水準にまで引き上げられたと主張している。ルノーは同社をアジア事業拡大の足掛かりにしたいと考えている。 同社の「従業員代表組織」は初めから、年間賃上げや、1時間当たり生産台数と1台当たり所要時間に関する目標を一方的に取り決めた。賃上げ率は他の自動車メーカーよりも低い。2011年に労働者はKMWU加入を視野に入れて団結し始めた。 KMWUは、これからルノー三星自動車に地方組合の設立を通知し、会合を開いて労働協約交渉に入るよう要請することにしている。 IMFは2004年以降、全世界13万人以上の従業員を対象とする国際枠組み協約をルノーと締結している。新協約をめぐる交渉が進行中である。 詳しい情報についてはKMWUエグゼクティブ・ディレクターのキム・ソンサンまで: inter@metal.nodong.org [2011年8月23日――ライナー・サンティ]
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