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エクセロンがメキシコの鉱山で不法ロックアウト 鉱山労組の報告によると、シエリッタ鉱山で労働者がロックアウトされており、政府と企業との共謀によって他の労働者が現場を占拠している。同労組は占拠者たちの即時撤退を求め、8月に締結された協約を尊重するよう使用者に要求している。 メキシコ: 9月28日、グルーポ・ペニョーネスによって組織された労働者の一団が、ドゥランゴ州マピミのラ・シエリッタ鉱山を占拠した。この鉱山は操業を停止しており、130人の労働者(全員がナポレオン・ゴメス・ウルティア率いる全国鉱山労組の第309支部の組合員)は、現場が明け渡されて仕事を続行できるようになるのを待っている、と同労組は報告した。 同労組の説明によると、この鉱山はカナダ系企業エクセロンの子会社サンペドロ・リソーシズが所有しており、「現場を占拠しているのは、カルロス・パボン(通称ラ・マラナ)がサカテカス州で集めた会社寄りの労働者たちで、コアウイラ州のナイカ鉱山とチワワ州のトレオン鉱山で雇われており、この地域の労働者は1人もいない」。 同労組は次のように述べた。「この鉱山を担当するエクセロンの人事管理者パブロ・グロラが占拠の組織に直接責任を負っていることが分かっているので、完全に不法なロックアウトだ」。同労組は政府がグルーポ・ペニョーネスと共謀していることも非難し、「重装備の連邦軍が不法占拠を支持して配備されている」と指摘した。 エクセロン鉱山の労働者は2010年以降、人権・労働権を守るために厳しい闘いを続けている。鉱山労組第309支部が結成され、労働者が会社側に支部承認と労働協約交渉を求めたあと、同社は労働者を解雇したり嫌がらせしたりした。労働者は今年8月にストに入り、ドゥランゴ州のホルヘ・エレラ・カルデラ知事と労働省高官による調停を経て、8月18日に労使が合意に達した。この協約は組合支部を承認し、労働協約交渉進展への道を開いた。 エクセロンは、メキシコ憲法、連邦労働法、シエリッタにおける第309支部労働者の自主性と結社の自由、1960年にメキシコが署名した結社の自由に関するILO条約第87号に違反している。 鉱山労働者は会社側に、8月に締結された協約を尊重するとともに、メキシコの法律とILO条約第87号に従い、ラ・シエリッタ鉱山の不法占拠を直ちにやめるよう要求している。鉱山労組によると、この占拠とその後の暴力行為や混乱の責任は、ハビエル・ロサーノ・アラルコン労働大臣、エクセロン、現場に配備された州・連邦の警官隊や治安部隊にある。 関連リンク: IMF letter to Excellon Resources Inc [2011年10月3日 バレスカ・ソリス]
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