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インドネシアの組合が組織化によって団結を強化

インドネシアの組合幹部がジャカルタで開かれた戦略計画会合に出席し、共同組織化計画について合意した。SASKの支援によるプロジェクトを通して、2011年中に6,000人の労働者がFSPMIとロメニックに加入するだろう。

インドネシア: ジャカルタでのIMF中央委員会がわずか数カ月後に迫る中、FSPMI、ロメニックおよびLEMの組合幹部が、SASKの支援によるプロジェクトの一環として全国戦略計画ワークショップに集まった。その結果、12月末までにFSPMIとロメニックに6,000人の労働者を加入させる2011年の共同組織化計画と、2012〜2014年の将来の組織化計画が立案された。関連組合は共同連帯行動と、新規組合員勧誘時の競合禁止および全国レベルの協力に関する声明書も立案している。

SASKプロジェクトは当初3カ月の予定だったが、2012〜2014年の継続プロジェクトが立案・提案される。関連組合が直面している課題は、インドネシアが1万7,000の島々から成る広大な国であること、金属部門の組合組織率が低いこと、組合が分裂していること、制限的な労働法が実施されていることである。短期契約の労働者が極めて多いため、組合員を勧誘して引き留めておくのが難しい。

FSPMIとロメニックはIMF加盟組織で、LEMはオブザーバーとして参加した。3組合は合計約30万人の金属労働者を組織化している。プロジェクトの主な焦点は、多国籍金属企業が活動している工業地域で組合員基盤を確立することである。

サイード・イクバルFSPMI会長は参加者にこう述べた。「このプロジェクトは、将来の持続可能性について検討するために新たな局面を開くことになるだろう。私たちは目標の達成に専心する」

会合参加者は、3組合間のコミュニケーションを改善するために全国機構を設置し、相互尊重を確立するために共通の行動計画を立案することに合意した。これらの組織機構を持続可能なものにする新たな取り組みにおいて、関連組合はプロジェクト実施中に毎年、ますます多くの個別的・集団的な責任を引き受ける。12月4日にジャカルタで開催されるIMFプロジェクト会合で、各組合が行動計画とこれまでの進展を発表する予定である。3組合は組織化戦略に関しても一致協力し、アチェと北スラウェシ、北スマトラ、南スラウェシで活動を実施することにしている。

ロブ・ジョンストンIMFエグゼクティブ・ディレクターが次のように会合を締めくくった。「インドネシアの組合幹部は、この地域で果たすべき極めて重要な役割を担っている。自ら実例を示してリードし、全国レベルで労働者の強力な代弁機関を発展させることが重要な第一歩だ、それを実現する合意の基礎はできていると思う」

[2011年9月27日 ロブ・ジョンストン]