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インドネシアFSP-KEP(SPSI)の鉱山労働者がフリーポート・マクモランでスト延長、1人が射殺 インドネシアFSP-KEP(全インドネシア労働組合)傘下の化学・エネルギー・鉱山労組(CEMWU)指導部は10月6日、世界最大の金鉱と世界で3番目に大きい銅山で30日前から実施していたストをさらに1カ月、11月15日まで正式に延長した。 インドネシア: 地域社会の指導者も委員会を設置して広大な採掘施設の各所を訪問し、スト破りのために採用された外部労働者の人数を確認した。委員会訪問時に銃撃が起こり、今日の報道によるとデモ参加者1人が射殺された。 ニューギニア島パプア州のグラスベルグ鉱山は、米国系のフリーポート・マクモランが91%を所有している。CEMWU傘下のPTフリーポート・インドネシア労組は、会社側が鉱山労働者1万人の賃上げ要求に応じようとしないことをめぐって、同社子会社のPTフリーポート・インドネシアと紛争中である。同労組は現在の時給1.50米ドルの65%引き上げを要求している。 10月1日に2カ年労働協約が失効した。会社側は新しい2年協約の各年について、わずか11%の賃上げを提示しており、これは先月インドネシア政府の調停で勧告された率を下回っている。 先週、西パプア州政府当局者と同州議会の指導者、先住民グループ7団体で構成されるパプア民族協議会、人権委員会、CEMWU傘下のPTフリーポート・インドネシア労組は、鉱山経営陣が協議のために現れるのを我慢強く待ったが、誰も来なかった。 その1週間前、ICEMはフリーポート・マクモランの会長に連絡し、世界の銅・金供給を脅かす争議を解決するために個人的に介入するよう求めた。それに対してフリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドの上級副社長は、PTフリーポート・インドネシアの経営者を全面的に信用していると答えた。 回答には次のように書いてあった。「組合側は非現実的な賃金要求を変えようとせず、要求額はインドネシアの賃金水準と甚だしく食い違っており、他国で同様の仕事を実施している鉱山労働者の賃金を大幅に上回っている《 先月の調停で、組合は賃上げ要求を時給1.50米ドルの倊増から65%増に引き下げた。フリーポート・マクモランは2011年第2四半期に13億7,000万米ドルの純益を上げ、ICEMとCEMWUが争議の解決に関与させようとしているジェームズ・モフェット会長は2010年に総額2,150万米ドルの報酬を受け取った。 [2011年10月10日 ICEM]
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