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グルジアのハーキュリーズ・スチールで金属労働者が再雇用

クタイシのユーロエイジアン・スチールズで9月15日に攻撃的なスト破りが行われたが、グルジア国内外から国際圧力を受けて先週、警察・政府当局は方針を変更した。

グルジア: 30人以上の解雇された労働者が再び仕事を提供されただけでなく、9月29日に警察がユーロエイジアン(別吊ハーキュリーズ・スチール)のインド人社長と2人の側近を取り調べた。翌日、社長は解任された。

一方、根拠のない告発で投獄された3人のスト指導者、エミロ・グンベリゼとイラクリ・イオビゼ、マルカーズ・ゴジアバは、クタイシ刑務所で10日の刑に朊したのち釈放された。

3人は直ちに冶金・鉱山・化学労組のタマジ・ドラベリゼ会長に連絡し、同労組を引き続き支援することを誓約した。9月30日、ハーキュリーズの新しい社長代理が3人それぞれに自ら電話をかけ、再び仕事を提供した。この態度の変化で、ハーキュリーズの金属労働者はスト破りのあと勢いを取り戻し、グルジアの労働者および圧延工場で雇用される約130人のインド人労働者と合流した。

国内外で市民が何度か圧力をかけた結果、グルジアはひどくきまりの悪い思いをした。特にICEMとポーランド独立労組(連帯)最高幹部も参加する国際代表団が、ハーキュリーズのインド人労働者が特に虐待されているかもしれないという事実を暴露すると、ハイレベルの外交圧力も加えられた。

彼らは工場に隣接する寮の8人部屋で生活し、パスポートは上司が預かり、給料はインドに送り返されている。社長のラジ・クマール・スレイカが解任されたのは、労働者のパスポートを所持していたためと考えられる。

先月ハーキュリーズの金属労働者200人がストを実施する前に、冶金・鉱山・化学労組はグルジア人労働者の過半数から文書で支持を取りつけ、労使対話を要請した。数週間経っても要請が受け入れられなかったためストを決行し、工場前でも4人の労働者がハンストに入った。

スト2日目、警察が暴力的に労働者を解散させ、文字どおり力ずくで職場に戻らせた。労働者は、この創業2年の新設工場には給料一覧表がなく、医療制度も安全計画もなければ超過労働手当もないと怒っている。先週の朗報を受けて、ICEM加盟組織の冶金・鉱山・化学労組は、平和的・建設的な交渉に入るよう再びハーキュリーズに要求した。

関連リンク:
Georgian Mine, Metalworkers Win Union Rights at Euroasian Steels
ITUC protests rights violations at Hercules Steel in Georgia


[2011年10月7日 ICEM]