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マルチ・スズキ労使が合意 インド最大の自動車メーカーであるスズキで暴力を伴う激しい14日間の闘争が終結し、7,000人の労働者が職場に復帰する。 マルチ・スズキの労働者は10月7日にストに入った。その理由は会社側が、組合を承認し、労働基本権を尊重し、前回の闘いで常用労働者と連帯してストに加わった契約労働者を復職させるという9月30日の協約を破ったことである。スズキ・パワートレイン・インディアとスズキ・モーターサイクル・インディアの労働者は、マルチ・スズキの同僚を支援して直ちにストに入り、合計7,000人の労働者が行動を起こすに至った。 この紛争とマルチ・スズキ現地経営陣の反組合的行動は、全世界の労働組合を巻き込んで国際的な騒動を引き起こし、特に日本ではIMF-JCと自動車総連がスズキ本社経営陣に接触した。インドでは、すべての主要全国労働組合がマルチ・スズキの行動を「報復的《と非難し、レイバースタートのキャンペーンが24時間足らずで4,200通を超えるメールを現地経営陣に送り、会社側に基本的労働権の尊重を要求した。 マルチおよびスズキの経営陣と3工場の労働者・労働組合が政府当局者の立ち合いのもとに締結した協約の詳細は、以下のとおりである。 ●スズキ・モーターサイクルでは、未決の懲戒手続きが中止される。労働者に対する未決の懲戒手続きはすべて取り下げられた。 ●スズキ・パワートレインでは、3人の労働者に対する懲戒手続きが継続する。 ●マルチ・スズキでは、契約労働者1,200人が復職するが、33人の労働者に対する懲戒手続きは継続する。送迎バスの運行を再開する。 マルチ・スズキ従業員組合(MSEU)のシブ・クマール書記長はIMF、IMF-JC、自動車総連およびレイバースタートに、闘争全体を通じてスト中の労働者に連帯支援を提供してくれたことを感謝した。「私たちのストを全世界に知らしめてくれたことに心からの感謝を表明したいと思う。タイムリーな支援と連帯のおかげで、労働者の士気が高まり、闘い抜く決意が強まり、『自分たちは孤立しておらず、世界中の労働者が味方についている』と感じることができた。この自信は大きな励みになった《 関連リンク: Maruti Suzuki breaks agreement, sparks new strike - shot fired Maruti Suzuki workers in India end the impasse Maruti-Suzuki union leaders arrested after meeting with employer IMF letter of solidarity with Maruti-Suzuki workers September 29 (pdf) IMF-JC - JAW letter of solidaritywith Maruti-Suzuki workers September 30 (pdf) IMF letter to Indian Prime Minister on Maruti-Suzuki Conflict (pdf) [2011年10月21日 クリスティン・ピーター]
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