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ITUAがサンクトペテルブルクの自動車部門を組織化

ロシア地域間自動車労組(ITUA)は、急速に拡大しているサンクトペテルブルク周辺の自動車部門で労働者の組織化を目指している。

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ロシア: サンクトペテルブルク地域は自動車製造の中心地で、フセボロジスクのフォード工場で最初のITUA支部が設立された。2011年2月以降、IMFとカナダ自動車労組(CAW)は、この地域のいくつかの自動車工場でITUAの組織化を支援している。組織化のターゲットは、日産、ゼネラル・モーターズ、ノキアン・タイヤ、現代、フォルシアの工場で働く4,300〜4,700人の労働者である。

9月18日にサンクトペテルブルク近郊の都市ルガにあるフォルシア工場で、ITUAオルグが組合活動家向けにワークショップを開いた。平均賃金がわずか400〜500米ドルであるため、主な要求は賃上げだった。9月30日に労働者が会議を開き、要求リストについて公式に合意、10月5日に経営側にリストを手渡した。

GMでは、経営側が新しい勤務表を導入し、標準的な週5日労働制に代えて超過労働ありの週4日労働制を実施した。この制度はGM労働者の間で極めて評判が悪く、ITUAオルグは抗議行動を計画した。オルグは一部の労働者に、新しい勤務表に対する抗議の意思表明として手首に赤いバンドを巻くよう提案した。この行動が突破口となり、約100人の労働者が1週間、赤いバンドを手首に巻いて働くことに同意した。

ITUAオルグ9月19〜20日、シャトル・バスの発着場で赤いバンドと一緒にリーフレットを配った。この行動はITUAの認知度向上に大きく貢献し、ITUAは記者会見まで開き、全国のニュースで現状が報道された。

IMF-CAWプロジェクトのおかげで、ITUAは強力な組織化チームを結成することができた。このチームはフォルシアおよびGMの活動家と協力し、すでに具体的な成果を上げている。

[2011年11月12日 ライナー・サンティ]