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ドイツの製鋼所で警告スト

IGメタルはノルトライン・ウェストファーレン、ニーダーザクセンおよびブレーメンで2時間の警告ストを実施しており、ドイツ諸州の鉄鋼労働者7万5,000人の7%賃上げを要求している。

ドイツ: その他の要求は、訓練工に常用の身分を与え、高齢従業員にパートタイム雇用を提供することである。使用者側は、今までのところ提案することを拒否している。11月21日にデュッセルドルフで交渉が続けられる。

ドイツでは35歳以下の労働者の3分の1が、一度も常用雇用に就いたことがない。したがってIGメタルは、新しい労働協約で臨時雇用、派遣会社の利用および上安定な労働条件を制限したいと考えている。

11月10日にディレンブルクのティッセンクルップ・ニロスタで、合計1万2,200人の鉄鋼労働者が2回目の警告ストに入った。ブレーメン、ゲルゼンキルヘン、ザルツギッター、ペイネ、ボーフム、エナペタル、ハーゲン、レムシャイト、ジーゲン、ディレンブルクで鉄鋼生産が中断した。

デュースブルクでは3,500人の鉄鋼労働者が大規模デモに参加した。

ブレーメンでは、アルセロール・ミッタルの従業員1,200人が2時間にわたって作業を中止し、ボーフムでは、ティッセンクルップ・スチール・ヨーロッパ前で最大級のデモが実施され、鉄鋼労働者2,000人が集まった。

11月14日(月)にミュールハイムを中心に鉄鋼労働者が行動を起こし、バローレック・アンド・マンネスマン、マンネスマン鋼管工場、ユーロパイプ、フリードリヒ*ウィルヘルム鋳造場で従業員が2時間仕事を中止した。

11月15日にデュッセルドルフ*ラスのバローレック・アンド・マンネスマンで従業員15人が、11月16日にはヘルツォーゲンラス・コールシェイドのシュモルツ*ビッケンバッハで鉄鋼労働者がストに入った。

次の交渉は11月21日にデュッセルドルフで計画されている。

[2011年11月16日 ライナー・サンティ]