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フィリピンの組合が共同で労働問題に対処

IMF加盟組織のフィリピン金属労働者同盟(MWAP)とフィリピン金属労働者同盟(PMA)は、労働雇用省(DOLE)に対して共同戦線を張った。両組合は、IMF全国リーダーシップ・ワークショップで初めて共同行動への取り組みを約束した。

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インドネシア: IMF加盟組織のMWAPとPMAは、IMF中央委員会出席中に地域執行委員およびIMF指導部と会談した。MWAPとPMAとの協力強化は、両組合の加盟以降IMFの優先課題となっている。両組合は、フィリピンの労働者に利益を与えるために組織間の協力強化に取り組んでいる。

DOLEとの会談に先立って、両組合は初めて独自に会合を開き、活動を調整するとともに、金属労働者の関心事について概説するロザリンダ・バルドスDOLE長官宛の合同書簡に署吊した。両組合の指導者はDOLEでレベッカ・チャト局長とも会談し、労働者の関心事を直接提示した。

労働側の関心事は以下のとおり。

●現行労働法と労働者の権利の適用、実施および執行
●労働者の臨時雇用化
●許容できる生活賃金を取り巻く問題
●結社の自由およびEPZ関連のILO基準の承認

DOLEとの会談で、同局長は代表団にDOLE命令第18-a号を提示した。この命令は国内法に基づく請負・下請契約に関するものである。両組合は懸念を示すとともに、金属労働者を代表してDOLE三者構成機関に参加することに同意、組合側の代替案を提示するためにその後の組合代表参加も求めた。2012年、両組合は共同行動計画を立案し、合同会合を通して定期的な情報交換を行う。行動計画に盛り込まれる分野は、団体交渉戦術(すでにある程度交流している)、組織化目標、DOLEへの対応になるだろう。

さらにMWAPとPMAは、より良い調整を促進するために他のグローバル・ユニオン・フェデレーションの加盟組織に接触し、フィリピン全体の労働組合のために国内労働法に関する共通の立場を打ち出すことにも合意した。

ユルキ・ライナIMF書記長は両組合に次のように伝えた。「2つの組合が労働者のためにDOLEに対して共同戦線を張っていることをうれしく思う。これはIMFにとって重要な国における意義ある意思表明だ《

IMFは、協力関係の深まりを認めるとともに、IMF全国リーダーシップ・ワークショップの成果を踏まえて、2012年にフィリピンでの活動を拡大することにしている。

[2011年12月8日 ロブ・ジョンストン]