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スウェーデンの産業で3%の賃上げ

12月末、スウェーデン全国の職場のIFメタル組合代表170人が、2012年2月1日から2013年3月31日までの14カ月間の新協約について使用者団体と合意した。給与が3%上がる。

スウェーデン: スウェーデンの組合、IFメタル、製紙労組、ユニオネン、林業労組GS、スウェーデン食品労組Livsは、いずれも同様の協約を承認した。一連の新協約は合計54万人の産業労働者に適用され、他の経済部門の基準となる。

平均月収はIFメタルの最大協約対象分野で約2万4,300クローナ(2,700ユーロ)、賃上げ額は730クローナ(83ユーロ)である。また、規定外の労働時間と交代勤務の手当も3%引き上げられる。

ステファン・ロフベンIFメタル会長は、一連の協約によって「2012年に実質賃金が上がり、スウェーデン産業の競争力と雇用保障が維持される《と述べた。IFメタルでは、技術、鉄鋼、鉱業および化学各分野の組合員17万1,000人が協約の対象となる。

IFメタルと使用者は、景気後退期に雇用を維持して教育に投資するためのシステムをめぐり、引き続き交渉する。この作業は終わりに近づいており、すでに政府と接触している。目的は2月末に最終案をまとめることである。

労使双方は、仕事への適応や復職を促進する制度についても交渉を続ける。

さらに、スウェーデンの労働組合総連合LOと使用者団体のスウェーデン企業連盟が年金改善に合意した。

[2012年1月11日 ライナー・サンティ]