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アメリカとカナダでメキシコ電機労組の苦情を検討へ 北米自由貿易協定(NAFTA)の労働協力に関する補完協定に基づいて、メキシコ政府に対するメキシコ電機労組(SME)の苦情が米加両国で検討される。 メキシコ: 1月13日、米労働省国際労働局の貿易労働問題部(OTLA)はメキシコ電機労組(SME)に、北米労働協力協定(NAALC)に基づいて、同労組が2011年11月14日に申し立てた苦情を審査するとの決定を通知した。 この苦情は、メキシコ政府が2009年に国有会社ルス・イ・フエルサ・デル・セントロ(LFC)の清算に関する命令を発布し、SMEの組織労働者4万4,000人の雇用を打ち切って、代わりに非組合労働者を採用した事件を取り上げている。 いくつかのカナダの組合と国際組合、州労働組合連盟、地域労働者協議会が加盟するカナダ労働会議(CLC)は、この決定を歓迎し、「CLCはメキシコ政府に対するメキシコ電機労組(SME)の苦情が米加両国で審理されることに満足している」と述べた。 「これは明るい進展だ。この結果、メキシコ政府がひどい扱いを受けた労働者と誠実に交渉するよう願っている」とハッサン・ユスフCLC書記長兼財政部長は付け加えた。 [2012年1月20日 アレックス・イワーノウ]
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