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キルギスタンでクムトール労働者が無期限スト

2月7日、キルギスタンのクムトール金鉱で労働者が無期限ストに突入し、政府保険基金への拠出金増額に対する補償を求めている。

キルギスタン: クムトール金鉱の労働者は、1月28日の1時間の警告ストに続いて2月7日に無期限ストを決行、政府保険基金への拠出金増額に対する補償と、職場の事故で亡くなった労働者の遺族への補償を求めている。

IMF加盟組織のキルギスタン鉱山・冶金労組(MMTUK)の主張によると、使用者は長年にわたって政府保険基金への拠出金を一部しか納入していない。同社は政府に全額納入を強制されると、労働者の賃金から拠出金を控除し始めた。

スト中の労働者は、職場の事故で亡くなったアサンベック・オロザリエフの遺族への補償も要求している。会社側は、支払いを命じる判決が下りてもなお補償を支払わなかった。

警告ストを実施したにもかかわらず、使用者は鉱山労働者の要求を拒否した。要求が満たされなかったため、労働者は約束どおり無期限ストを決行した。

バディム・ボリソフIMF地域代表はCIS諸国の加盟組織にスト決行を知らせ、カザフスタンとウクライナの鉱山労組が連帯書簡を送った。

ユルキ・ライナIMF書記長も、クムトール事業会社のロバート・ワンダー社長に抗議文を送った。同社は現在、カナダ系企業センテラ・ゴールドが所有している。

「要求が満たされるまでクムトール労働者のために闘い続ける」とエルダル・タジバエフMMTUK会長は述べている。

関連リンク:
IMF Letter to Mr. Wunder, President of Kumtor Operating Company (in Russian) (pdf)


[2012年2月9日 イリヤ・マトベーエフ]