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JAWがホンダ・デ・メヒコの民主的な組合選挙を支持 自動車総連(JAW)が、メキシコにおいて独立系労働組合STUHMおよび国際金属労連(IMF)との会合を持ち、ホンダ・デ・メヒコでILO 87号条約、98号条約に従った公正で自由な組合選挙が行われることへの期待を繰り返し述べた。 メキシコ: 国際金属労連は、1月下旬に自動車総連(JAW)の代表とともに、ホンダ・デ・メヒコで行われる国際労働機関(ILO)87号条約、98号条約に従った公正で中立的な選挙に対する支持を表明した。 JAWは、独立系労働組合Sindicato de Trabajadores Unidos de Honda de M?xico(STUHM)と現状について話合うため、メキシコで1月25〜28日に開かれたIMFを交えての会合において、ホンダ・デ・メヒコで公正で自由な選挙が行われることに対する自らの期待を表明した。 ホンダ・デ・メヒコの労働者は、25年間にわたりCTMの労働組合との保護契約の対象となってきた。労働者は、真の代表の選出と団体交渉権の獲得を求め、CTMの保護契約に抵抗して、STUHMという独立系労働組合を創設することを選択した。その労働組合は、2011年9月に正式に承認された。(これまでの経緯については、以下のサイト参照: http://www.imfmetal.org/index.cfm?c=27614&l=2) その後まもなく、 その組合の幹部の数名(ホセ・ルイス・ソロリオ事務局長を含む)が会社を解雇された。解雇された労働者は復職を求めており、そのプロセスはまだ進行中である。会社の経営陣は、2011年末には、すべての従業員に対して、独立系労働組合を明確に非難する書状も送付した。 こうしたメキシコの状況を懸念して、JAWは、2011年のIMF自動車部門の会合においてSTUHMとその問題について話し合った結果、さらに詳しく調査するために、また、独立系労働組合と会社の経営陣の間の直接のコミュニケーションおよび相互信頼に基づく関係の構築を助成するために、メキシコに自らの代表を派遣した。 ホンダ・デ・メヒコは、過去23年間にわたり、CTMの「似非組合」との間で保護契約を結んできた。IMFは、国際労働機関(ILO)に対する苦情申立てを通じて、メキシコの当局が現在支持している保護契約の非民主的原則についての救済を求めている。(これまでの経緯については、以下のサイト参照:http://www.imfmetal.org/index.cfm?c=18937) メキシコで操業している企業は、しばしば、いわゆる「保護契約」を結んでいる。そのような契約は、最低限の賃金および条件、またはそれより少しましな条件を定めているにすぎないことが度々ある。重要なのは、従業員がこれらの契約について全く知らされておらず、そのために交渉プロセスから排除されることがあるということである。それに加えて、組合代表を選出する民主的な選挙が行われることがめったになく、労働者が真の代表を選出できていない。雇用主は、このような「保護された組合」または「保護契約」システムを広く利用することを通じて、CTMとのそのような合意により自らを従業員の要求・利害から「保護」している。 メキシコの数社の企業では、現在、労働者が、このような非民主的システムに抵抗しており、独立系労働組合の組織に努めている。ほとんどの企業は、CTMの支援のもとで、従業員に対する脅し(労働組合幹部の解雇を含む)を使って、このような試みを抑圧している。 IMFは、この「保護された組合」という非民主的システムを後退させるために大いに努力しており、自由で民主的な組合の設立を積極的に支援している。 [2012年2月9日 アニタ・ガードナー]
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