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ロシアのアフトバズでITUA活動家が復職

1月31日、ロシア・トリアッティの地方裁判所はアフトバズに対し、「ユニティー」と呼ばれる地域間自動車労組(ITUA)支部の活動家、オルガ・ボイコを復職させるよう命令した。しかし判決後もなお、組合差別は収まらなかった。

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ロシア: 1月31日、アフトバズ工場でIMF加盟組織・地域間自動車労組(ITUA)の支部「ユニティー」の技術・司法検査官オルガ・ボイコが、地方裁判所の判決によって復職した。

同工場の塗装労働者オルガは2008年、危険作業の割増賃金減額に関する問題を提起した。この割増賃金は、経営側が不透明な方法で職場を評価したあと削減された。2009年に当初の金額に戻されたが、ボイコは経営側から圧力を受けるようになった。

経営陣は虚偽の理由でボイコに対して何度か懲戒処分を行った。例えば、彼女はマスクをせずに働いたとされたが、職場の規則でマスク装着が義務づけられていたわけではない。その他、車のドアに傷をつけたとか、保護メガネをかけずに働いたと申し立てられたが、これについても当該作業中にメガネをかける必要はなかった。3度の懲戒処分を経て、ボイコは解雇された。

「オルガ・ボイコは組合活動を理由に解雇されたと私たちは確信している。彼女は作業場の管理者と工場経営陣に労働法の遵守を求め、特に、労働監督当局の助けを借りて経営側に責任を負わせようとした」とITUA代表は述べた。

ボイコは組合による支援のおかげで復職したが、その翌日、工場に入ることができなかった――入場許可証がなかったのである。1週間経っても永続的な許可証は交付されなかった。

とはいえITUAは、ボイコの復職は同労組にとって重要な勝利だと強調し、オルガ・ボイコとアフトバズ組合支部の活動家全員に祝辞を述べている。

[2012年2月21日 イリヤ・マトベーエフ]