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イギリスのマイヤー・メルンホフ工場でユナイトの労働者がロックアウト イギリスのIMF/ICEM加盟組織ユナイト・ザ・ユニオンの組合員は3月5日、オーストリアのパッケージ会社マイヤー・メルンホフによる余剰人員解雇案を拒絶した。この案が受け入れられていれば、リバプール近郊のマージーサイド工場で19日間のロックアウトが終わっていただろう。労働者が提案を拒否した大きな原因は、経営側が依然、労働者49人への退職金支給における裁量権を強く要求していることだ。 イギリス: ユナイトは、このウィーンを拠点とする紙パック/パッケージ会社に対抗するキャンペーンを徐々に拡大している。その大きな理由は、マイヤー・メルンホフが今回の交渉で補償条件を縮小・削減し、過去の協議で一般的に確立された解雇手当や解雇条件を大幅に引き下げたことだ。 2月29日と3月3日の交渉で、会社側は2008年と2010年のレイオフの支給額の格差を埋めるために社会基金を提案した。これにより、支給総額が減ることになる。 マージーサイドのブートル工場で働く労働者は2月10日、マイヤー・メルンホフの非協力的態度に対して、6時間の「スイッチ・スト」による合法的な争議行為を開始した。ストライキは午前6時から正午まで、正午から午後6時までのローテーションで実施された。2月18日、経営側は労働者をロックアウトし、工場から機器や製品を運び出そうと画策し始めた。 そこで労働者は工場に入り、搬出を阻止するために作業現場で座り込み抗議を実施した。その後何度か交渉したにもかかわらず、マイヤー・メルンホフはユナイトが提案した実行可能な妥協策を断固として拒否し、ロックアウトが続いている。 同労組はドイツのマイヤー・メルンホフのパッケージ部門労働者に争議の件を伝え、ICEMは連帯行動の呼びかけを発表した。ここで閲覧し、呼びかけに基づいて行動を起こすことができる。同時に、紙パック部門の労働組合員もオーストリアのIMF/ICEM加盟組織PRO-GEの主導下で、欧州8カ所にあるマイヤー・メルンホフ製紙工場でイギリスにおける同社の敵対的な労使関係に注意を向けさせており、PRO-GEはCEOのウィルヘルム・ヘルマンセダーにも強く反対を唱えている。 一方、ユナイトはマイヤー・メルンホフが以前に合意された解雇条件を引き下げていることを受けて、北ウェールズのディーサイドにある別の包装工場で産業別投票の準備をしている。ブートル工場はティーバッグから朝食用シリアル、ペットフードに至る食品パッケージを生産しており、ケロッグが最大顧客である。 詳しくは下記のICEMウェブサイトを参照: http://www.icem.org/en/19-Pulp-Paper/4924-Mayr-Melnhof-Lockout-Continues-at-UK-Packaging-Plant [2012年3月7日 ICEM]
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