インダストリオールの旗が世界の頂上に向けて出発
2012年4月3日、ネパール労働組合総連合(GEFONT)中央委員のドルジェ・カトリが、インダストリオール・グローバルユニオンの旗をエベレスト山に掲げるためにカトマンズを出発する。
ネパール:
新GUFインダストリオールの旗が、ドルジェ・カトリによってエベレスト山の頂上に掲げられる。「4月3日にカトマンズを出発し、再びエベレスト征服を目指す」とカトリは語った。「中国との国境にあるサウスコル経由で2012年5月15〜25日に世界の頂上を極め、6月5日までにカトマンズに帰ってくる予定だ」
カトマンズで執り行われた簡単な式典で、ビシュヌ・リマルGEFONT会長がドルジェ・カトリにインダストリオールの旗を手渡した。カトリは、ネパール・トレッキング筏下り航空労組(UNITRAV)に加盟しているGEFONTの中央委員で、今回のエベレスト遠征は彼にとって8回目の試みになる。新組織のロゴは来たる6月にコペンハーゲン結成大会で発表される予定なので、旗は見えないように巻かれていた。
カトリは過去7回の登頂に成功し、昨年はGEFONTのコーディネートによるキャンペーン「気候を救え、ヒマラヤを救え」で国際労働組合総連合(ITUC)の旗を掲げた。
リマルGEFONT会長はGEFONT全国執行委員会とネパールの労働者階級全体を代表して成功を祈った。カトリは昨年も同行した英国チーム「UKアドベンチャー・ピーク」とともにエベレストに登る。彼は過去数年にIMF、GEFONT、国際建設林業労働組合連盟(BWI)の旗を山頂に立てることに成功した。
[2012年4月2日 チェリッセ・フレドリクス]
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