OS KOVOがシュコダと新協約を締結
チェコのIMF加盟組織である金属労連OS KOVOは、シュコダ労働者を対象とする新協約の締結に成功した。この協約は賃上げを定めており、2013年3月末まで有効である。
チェコ共和国:
OS KOVOシュコダ企業別協議会は2012年4月20日の臨時会合で、シュコダ自動車経営陣との団体交渉で達成された結果を承認し、同社関連労働組合の会長に各自の協約を締結する権限を与えた。その結果、以前に発表されたスト警戒態勢は解除された。
ブルフラビ(チェコ北部)で行われた第16回団体交渉のあと、労使は特に以下の結果について合意した。
●賃金協約は2012年4月4日から2013年3月31日まで有効
●約5%の賃上げ
●年金保険の事業主負担を月800チェコ・コルナ(40米ドル)に増額
●2011年の業績連動ボーナス総額を2万チェコ・コルナ(1,000米ドル)とし、2012年4月の賃金とともに支給
シュコダ企業別協議会は、すべての従業員と同僚が団体交渉や情報会議で支援してくれたことに謝意を表明しており、特にフォルクスワーゲン欧州・世界従業員代表委員会の同僚と、支援を寄せてくれたすべての労働組合連合団体と労働組合組織に感謝している。
[2012年5月2日 アレックス・イワーノウ]
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