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インドの労働組合員、ケララ州政府にアスベスト禁止を要求

BWIとIMFの加盟組織は2012年4月27日にケララ州ティルバナンタプーラムで国際労働者記念日を挙行し、ケララ州政府のオーメン・チャンディー首相に同州におけるアスベスト禁止を要求した。

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インド: ナショナルセンターのINTUC、AITUCおよびCITUとIMF/BWI加盟組織KKNTCの州指導部は、2012年4月27日にケララ州の州都ティルバナンタプーラムで国際労働者記念日を記念して、ケララ州政府にアスベスト禁止を強く要請した。組合側はケララ州政府のオーメン・チャンディー首相宛の覚書で次のように述べた。「国際労働機関(ILO)、世界保健機関(WHO)、国際がん研究機関に加えて約50カ国が、アスベストの『安全で管理された使用』は不可能であることを認識しており、その結果、アスベストが不治の、しかし予防可能ながんを引き起こすという理由で、この殺人繊維を禁止している」

この行事は、昨年合意された連邦州アスベスト禁止アプローチに従ってBWIとIMFが共同で組織した。その日のそれより前に行われた開会式では、元議員のM・M・ローレンスCITU書記長が次のように述べた。「危険なアスベスト産業で働く立場の弱いインドの労働者に、この繊維の危険性を認識させる必要があり、労働組合は可能な限り早い使用禁止を求めて共同で声を上げるべきだ」。カナム・ラジェンドランAITUC書記長が演説し、「より安全な代用品を利用できる場合は、インドへのアスベスト輸入を禁止する必要がある」と訴えた。

スドハシャン・ラオ・サルデIMF南アジア代表が基調講演を行い、ケララ州政府に同州におけるアスベスト全面禁止を強く要請、「州政府は、2009年1月31日に発表されたアスベストの健康被害を認める州人権委員会の決定と、校舎でアスベストの代わりに国産タイルを使用するよう州政府に命じる同委員会の指令を直ちに実施すべきだ」と強調した。

BWI南アジア教育担当役員のアナップ・スリバスタバが、ケララ州政府に提出された覚書と主な要求について説明した。

行事は好調のうちに終了し、エリゼビウス・マスターKKNTC会長が「禁止を求める闘いを続ける必要がある」と主張し、すべてのナショナルセンターの指導部に対し、全州で共同アスベスト禁止署名運動を開始して、アスベスト全面禁止が達成されるまでキャンペーンの勢いを維持するよう訴えた。

関連リンク:
Trade Unions' Memorandum to Mr. Oommen Chandy, Hon'ble Chief Minister of Kerala. (pdf)
Kerala State Human Rights Commission's recommendations to ban asbestos in Schools - January 31, 2009 (pdf)

[2012年5月4日 スドハシャン・ラオ]