ゲナディ・フェディニッチREPAM会長が再びベラルーシ国境で拘束
ゲナディ・フェディニッチREPAM会長とイゴール・コムリク組合支部長、Praca-by.info編集者のナタリア・ベレシュチャギナが5月25日、ベラルーシ−リトアニア国境で列車から降ろされた。税関検査官は所持金とラップトップ、モデムを「検査」のために押収した。フェディニッチは2月21日にも同じ状況下で拘束された。
ベラルーシ:
ゲナディ・フェディニッチREPAM会長とイゴール・コムリク組合支部長、Praca-by.info編集者のナタリア・ベレシュチャギナが5月25日、ベラルーシ−リトアニア国境で列車から降ろされた。3人はビリニュスでIMF-ICEM-ITGLWF統合をめぐるリトアニアの組合との協議に参加し、ベラルーシに戻る途中だった。
フェディニッチとコムリク、ベレシュチャギナは身体検査を受け、税関検査官は3人の所持金、ベレシュチャギナのラップトップとモデムを「検査」のために押収した。税関の公式記録には、「過激派資料」が含まれていないかどうか調べるためにコンピューターとモデムを押収したと書いてあった。
税関検査官は雑談の中で、「上からの」命令に従って行動していることを認めた。フェディニッチとコムリク、ベレシュチャギナは4時間後に釈放され、車でミンスクに戻らなければならなかった。
「これは不法行為だ」とフェディニッチは述べた。「当局は私たちの計画を台無しにしただけでなく、屈辱的な身体検査を行い、違法なものが何も見つからなかったにもかかわらず所持金とコンピューターを押収した。さらに私たちは、ほとんど真夜中に国境を越える方法を考え出さなければならなかった。これは侮辱的な行為だ。当局は私たちを脅そうとしているが、そんなことをしても無駄だと言うしかない」
ベラルーシ政府当局は、「過激派資料」が見つからなければ1カ月後にベレシュチャギナにコンピューターを返すと約束した。
フェディニッチは2月21日にもベラルーシ国境において同じ状況下で拘束された。
プラハでのIMF地域会議前日の2011年10月26日、フェディニッチはミンスク空港で拘束され、会議に参加できなかった。翌10月27日、会議の代議員はゲナディ・フェディニッチに対するベラルーシ当局の行動を非難する決議を全会一致で採択した。
2010年5月には、ベラルーシ・ブレストのREPAM事務所が捜索された。コンピューターと事務機器が押収され、1年以上経ってから非動作状態で返却された。
[2012年5月27日 イリヤ・マトベーエフ]
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