IMFニュース・ブリーフス

『メタル・アジア・パシフィック』第2号発行

インドにおける鉄鋼労働者の組織化の成功、韓進労働者の堂々たる闘い、西原浩一郎IMF-JC議長・自動車総連会長とのインタビュー、すべてがIMF南アジア事務所が作成した『メタル・アジア・パシフィック』最新号の特集記事で取り上げられている。

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アジア太平洋: 2009年以降、インドのIMF加盟組織であるインド全国金属労連(INMF)とインド鉄鋼・機械労連(SMEFI)は、SASK(フィンランド)とLO-TCO(スウェーデン)の連帯支援を受けて、チャッティースガル、ジャールカンド、オリッサの3州で鉄鋼労働者2万4,868人の組織化に成功した。特集記事「力を合わせて組織化:団結の実験」は、一連の組織化イニシアティブの成功に貢献した要因を生き生きと描き出している。

2番目の特集記事「韓進重工業で労働者が堂々たる闘いに勝利」は、この勇敢な闘争の主な出来事を取り上げている。この勝利によって、韓国の労働組合運動、労働者の国際連帯、団結権・団体交渉権を守るという労働者の決意が大幅に強化されるだろう。

本誌には、西原浩一郎IMF-JC議長・自動車総連会長とのインタビューも掲載されている。西原氏は、IMF、ICEMおよびITGLWFの3GUF統合に起因する課題や、日系多国籍企業の労働者との連帯、労働組合ネットワークの構築、労働組合活動への女性参画の促進をはじめとするIMF-JCのイニシアティブについて、自身の見解を語っている。

下記サイトでダウンロード可能: http://www.imfmetal.org/files/12061315525079/Metal_AP_Issue_2_2012.pdf

関連リンク:
Metal Asia Pacific - Issue 2 (pdf)


[2012年6月12日 G・マニカンダン]