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ILOは生活賃金改善と不安定労働反対に向けて行動せよ IMF加盟組織FSPMIの指導者であるサイード・イクバルがILO総会の本会議で演説し、賃金改善と不安定労働削減に取り組むよう提案した。 イクバルはILO総会代議員に、インドネシアの平均賃金では労働者と家族が月18日しか生活できず、毎月12日間は基本的ニーズを満たすために借金をしなければならない、と語った。発展途上国の低賃金は労働者の貧困サイクルを生み出しているとイクバルは強調し、ILOに対し、特に多国籍企業に発展途上国の労働者に生活賃金を提供するよう強く要請することを要求した。 「インドネシアをはじめとする発展途上国では、不安定労働の強制と社会的保護フロアの欠如によって貧困サイクルが長期化し、労働者の搾取が悪化している。インドネシアでは、不安定労働の占める割合が資本集約型産業で47%、労働集約型産業では80%に達している」とイクバルは述べた。「不安定労働が一因で組合組織率が低下し、社会的保護フロアが実施されず、ますます多くの若年労働者が職を失い、新規雇用も所得保障もない」 イクバルは 演説の最後に、世界中で不安定労働を阻止して適正な賃金を実施するためのILO条約を要求した。 関連リンク: Said Iqbal's address to the ILC, 8 June 2012 (doc) [2012年6月11日 ジェニー・ホールドクロフト]
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