インダストリオールとサフラン、CSRに関するグローバル枠組み協定を更新
2023-12-04
2023年12月4日:企業の社会的責任(CSR)に関する新たな協定は、2017年の約束を補強している。この協定は現地の文化的・社会的・経済的要因に従って、サフラン・グループが活動しているすべての国のすべての同社関連企業に適用され、同社のサプライチェーンに影響を与え、近年起こっている社会や環境の変化を考慮している。
新たな協定の下で、航空宇宙会社サフランは、
- 国際労働条約に従って、交渉で取り決められた枠組みに自社のCSR方針を統合する。
- 気候変動および環境保護との闘いにおいて、サフランの意欲的な責任を思い起こす。
- 従業員と彼らの技能を評価する人的資源の管理方針を策定し、従業員の福利厚生と多様性、平等、包摂を促進する積極的な作業環境を提供し続ける。
- 顧客・サプライヤー両方との倫理的な企業行動への約束を繰り返し述べる。
- 団体交渉の原則と従業員の基本的労働権、特に結社の自由の権利、すなわち労働者を代表する組織(労働組合など)に加入する権利を支持・尊重する。
オリビエ・アンドリエス・サフランCEOは次のように述べた。
「サフランはインダストリオール・グローバルユニオンとのグローバル枠組み協定を更新し、公平な労働条件の提供、多様性とジェンダー平等の促進、倫理的なビジネス慣行の遵守に対するコミットメントを示した。全従業員と協力してCSR戦略の実施を推進しており、世界中で起こっている社会と環境の変化にプラスの影響を及ぼすという決意を確認している」
アトレ・ホイエ・インダストリオール・グローバルユニオン書記長は次のように述べた。
「グローバル枠組み協定は、インダストリオール・グローバルユニオンが多国籍企業とサプライチェーンで労働者と労働組合の権利を確保・促進するうえで重要な文書だ。サフランは世界有数の航空宇宙サプライヤーとして、人権、社会的対話、環境保護といった話題がますます重要になっている主要な新興航空宇宙経済で、重要な役割を果たしている。この協定によってサフランと協力しながら、両当事者にとって相互の利益になるように労働者の条件を改善していきたい」
旧GFAに基づいて設置されたグローバル監視委員会が、サフランの約束が効果的に実施されているかどうか引き続き評価する。加えて、このGFAはグループのCSR戦略に沿って構成および提示されており、監視・監督しやすいようになっている。
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