広報ニュース

第39号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2015年7月)

ウルグアイのゲルダウ工場で死亡事故

2015-07-21

 7月14日にウルグアイのゲルダウ・ライサ鉄鋼工場で職場災害が発生し、ネリー・アルバレスが死亡した。インダストリオール・グローバルユニオンは、ご遺族と同僚に心からお悔やみ申し上げる。

  機械工のアルバレスが溶鉱炉の中で保守作業を行っていたとき、天井クレーンが大きな黒鉛の柱に当たり、アルバレスは倒れてきた柱の下敷きになって亡くなった。

  アルバレス(48歳)は26年間同社で働いていた。ゲルダウ労働者世界協議会は、この悲しみの時に遺族と同僚にお悔やみを送った。

  事故当日、インダストリオール・グローバルユニオン加盟組織UNTMRAの代表団が、弔意を表して同僚と会談するために工場を訪問したが、会社側は立ち入りを拒否した。

  世界協議会のメンバーであるフェルナンド・ロペス・インダストリオール・グローバルユニオン書記次長は述べた。

「ゲルダウが反労働組合的な姿勢を取ることをやめ、ゲルダウ労働者世界協議会と協議するためのルートを確立しなければならないことを、私たちは繰り返し主張する。同社は工場の安全について真剣に討議し、労働者とその家族にもっと思いやりを持たなければならない。私たちは当局に対し、工場の安全衛生検査を実施し、組合と協力して事故を調査することによって、責任者を処罰するとともに、ゲルダウ工場の他の労働者が命を落とすことのないように予防・是正策を講じさせることを要求する」

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