ディーセント・ワーク世界行動デーに日本のインダストリオール国内組織が行動
2015-10-07
ディーセント・ワーク世界行動デーに際して、日本のインダストリオール加盟組織は10月7日にいくつかの行動を組織した。
2015年10月6日、日本労働組合総連合会(連合)の第14回定期大会で、代議員全員がITUCのディーセント・ワーク世界行動デーに対応して行動を起こすことを支持した。連合が行動を起こす一方で、日本のインダストリオール加盟組織の1つである全日本金属産業労働組合協議会(JCM)も結集し、連合定期大会の会場で「ストップ不安定雇用!」全国キャンペーンのセッションを開いた。
さらに、JCM労働リーダーシップコースの受講生も、京都の研修施設で「ストップ不安定雇用!」に関する行動を起こした。これらの活動には、JCMの相原康伸議長、副議長、常任幹事、産別組織代表、JCM役員らも出席した。
ディーセント・ワーク世界行動デーに際して、インダストリオール加盟組織の全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟(UAゼンセン)は、特に若者と女性を念頭に置いて「すべての人々にディーセント・ワークを!」の要求を掲げた。
女性組合員と若年組合員は、男女平等推進委員会と青年委員会の全国会議でビラを配り、ディーセント・ワークへの取り組みを示した。
ディーセント・ワーク促進の議題は、不安定労働者の雇用安定化と労働条件改善、職場における男女平等の促進など、特に女性と若者が現在直面している一連の課題と結びつけられている。
女性・青年指導者は引き続き行動を起こすことを再確認した。この日の行動は同時に、幅広い指導者が発展途上国の困難な状況とディーセント・ワークの重要性に対する理解を深める好機にもなった。