東京でアジア太平洋地域執行委員会・女性委員会を開催
2016-01-20
1月20日に東京・UAゼンセン本部でインダストリオール・グローバルユニオンのアジア太平洋執行委員会が開催され、大会準備や活動、プロジェクトをめぐり討議した。
執行委員会は、エイボン・フィリピン従業員組合の労働者と解雇された組合員、豪アルコアの労働者とAWU傘下組合を支援する決議を採択した。
相原康伸アジア太平洋執行委員会議長は、この会合について次のように述べた。
「これは非常に有用な会合であり、域内の労働組合運動に影響を与える問題をはじめ、数々の重要な討議が行われた。この地域におけるインダストリオールの今後の活動に関して、多くの建設的なアイデアを交換した」
また、前日19日には、アジア太平洋女性委員会が同会場で開かれ、インダストリオールの全レベルで女性参画率40%を達成するという2015年9月のウィーン世界女性会議の決定を支持した。
モニカ・ケンペール・インダストリオール書記次長は、「アジア太平洋地域は執行委員会の女性参画率40%達成によって、進むべき方向を示した。これは他の地域にも、この重要な目標の達成に向けて刺激を与える成果だ」と述べた。