パキスタンで解雇されたシュナイダーエレクトリック労働者が復職を要求
2016-11-23
パキスタンのシュナイダーエレクトリック労働者17人が賃上げを求めたところ、このフランス系企業は労働者を解雇した。インダストリオール加盟組織NTUFは、解雇された労働者の即時復職を要求している。
全国労働組合連盟(NTUF)は11月22日にカラチで集会を開き、賃上げを要求した労働者17人の解雇についてシュナイダーエレクトリックに抗議した。
全員が不安定労働者だが、シュナイダーで3~12年間働いていながら常用従業員になっていなかったため、これは国内法に直接違反している。
労働者は常に失業の脅威にさらされ、各種の給付も支給されず、給料は113~151米ドルだった。
NTUFの要求は以下のとおり。
- 解雇された労働者の即時復職
- 不安定労働者の正規雇用化
- 賃上げ
- 契約制度の撤廃
- 組合員に対する報復行為の中止
ヴァルター・サンチェス・インダストリオール・グローバルユニオン書記長は言う。「シュナイダーエレクトリックに対し、至急対応してNTUFと建設的な対話を行うよう求める」