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第90号インダストリオール・ウェブサイトニュース(2019年4月26日)

エレクトロラックスで公正な報酬を求めるストが継続

2019-04-11

何週間もの闘争を経て、ルーマニア・サトゥマーレのエレクトロラックス工場で、今も420人以上の労働者が1日3ユーロの賃上げを求めてストを続けている。

スト開始から1カ月半になるが、経営陣は今なお立場を変えることを拒否しており、労働者とその家族が人並みの生活を送れるようにする賃金を取り決めようとしていない。それどころか、エレクトロラックスは相変わらず1日1ユーロの賃上げと1日1ユーロの精勤ボーナスを提示している。これは労働者が例えば病気で皆勤できなければ、支給されない可能性がある。

経営側は、郡知事(地域の最高権威)や警察による調停の試みを妨害し、現地組合と建設的な対話に入ることを拒否している。

このスウェーデン系多国籍企業はルーマニアの労働者に月およそ360ユーロを支払い、400ユーロ相当の食事券を追加支給している。これは独身者537ユーロ、夫婦に子ども2人の世帯1,410ユーロと推定されるルーマニアの生活賃金を下回っている。

松崎寛インダストリオール電子担当部長は言う。
「エレクトロラックスが、ルーマニアも含めたすべての場所で同等の敬意を払って労働者を扱うよう期待している。経営側は直ちに組合と建設的な対話に入り、生活賃金と適正な労働条件を確保すべきだ」

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