9月27日に全世界で気候行動を呼びかけ
2019-09-19
インダストリオール・グローバルユニオンは加盟組織に対し、気候変動と闘う世界的運動の一環として9月27日に行動を起こすよう呼びかけている。
2019年9月20~27日にグローバル気候行動週間が宣言されている。この週には重要な国連気候変動サミットが開催される。
ヴァルター・サンチェス・インダストリオール書記長は言う。
「インダストリオール・グローバルユニオンは、持続可能な未来に至る公正な移行を求めて長年にわたり闘ってきた。今一度、極めて強く私たちの主張を通すときだ。私たちの未来、そして子どもたちの未来はそれにかかっている」
インダストリオール加盟組織には、9月27日に独自の取り組みを実施するか、各組織の行動を他の組合やナショナルセンターと統合するよう勧める。
加盟組織にできること:
- COP21のパリ協定およびCOP24の公正な移行に関するシレジア宣言への強い支持を公に表明する。
- 労働者を1人も置き去りにすることなく持続可能な未来を達成するために、包括的な公正な移行プログラムを要求する。
- 地球温暖化に責任を負う企業に圧力をかけ、労働者・地域社会のための改善と公正な移行のコストを支払わせる。
- 政治家に圧力をかけて公益を優先する持続可能な産業政策を策定させるとともに、経営者に圧力をかけて温室効果ガス排出削減策を緊急に講じさせる。
- 政治家が明確かつ具体的な気候変動対策を定義するよう要求する。緊急の注意を要する分野はエネルギーと輸送、建設、金融である。
行動週間に計画されている行事のいくつかのリストを下記サイトで閲覧可能:https://globalclimatestrike.net/#join――私たちの行動に加わるか、各自の行動を組織されたい!
「気候危機は現実かつ緊急の問題であり、労働者と地域社会に脅威をもたらしている。この危機には環境的側面のみならず、社会的・経済的側面もある。持続可能な未来と安定した気候への架け橋は、労働者と家族、そして彼らに依存している地域社会を守る公正な移行だ」とヴァルター・サンチェスは言う。
貴組合の行動のニュースや写真をpress@industriall-union.orgまで送付のこと。
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