エリクソン・グローバル労働組合ネットワークが前進
2019-09-19
9月12~13日、スウェーデンの多国籍企業エリクソンの従業員を代表する労働組合がスウェーデンのキスタに集まり、第3回エリクソン・グローバル労働組合ネットワーク会議を開いた。
このネットワークは2016年4月に発足し、その目的は世界中のエリクソン労組の団結、不可欠な情報や慣行の共有、労働者の団結権と団体交渉権の保護、グローバルな対話への同社の関与である。
このネットワークはUNIグローバルユニオン、インダストリオール・グローバルユニオンおよびスウェーデンのエリクソン労組の共同イニシアティブである。
会議の焦点は全世界のエリクソンにおける最新の展開で、議題は以下のとおり。
- 情報交換と各国の組合活動
- サプライチェーンも含めた組織化戦略の策定
- 社会的責任と人権に関するエリクソンの方針
- 組合間の連絡調整
会議2日目にはエリクソン経営陣を迎え、同社の社会的責任方針とその実施について意見を交換した。
この会議の結果、エリクソン労働組合ネットワークは改訂された戦略計画を採択し、参加者は組織化戦略を開発して全世界で会社側との社会的対話を促進するために、国境を越えた協力と連帯行動について合意した。
エリクソンはストックホルムを拠点とする多国籍ネットワーク・通信機器メーカーである。