テルニウム・グアテマラと歴史的協約を締結
2020-02-21
8年に及ぶ闘いを経て、Sitraterniumは1月29日にテルニウム・グアテマラと労働協約を締結した。
2012年の同労組設立以来、労働者はこの鉄鋼メーカーによる反組合行動にさらされてきた。これを受けて同労組は、インダストリオール・グローバルユニオンその他の組織の支援を受けて、自分たちの権利を守るためにキャンペーンを開始した。
先月締結された協約は、グアテマラのインダストリオール・グローバルユニオン加盟組織Festras傘下のSitraterniumにとって非常に大きな勝利である。
「Sitraterniumは8年前に設立された。私たちはテルニウムと初の集団雇用契約をついに締結した。今度は協約の遵守を確保しなければならない」とワルター・ロドリゲスSitraternium書記長は言う。
「Sitraterniumを代表して、インダストリオール、そのテナリス・テルニウム労働者世界協議会、アルゼンチンの組合UOM、カナダ鉄鋼労組、各全国組合、Festras、同僚、友人ならびに法律顧問など、支援してくれる方々全員に感謝したい。団結は戦闘力だ」
2017年のインダストリオール・テナリス・テルニウム労働者世界協議会後、同労組は経済協力開発機構(OECD)にこの紛争を付託することに決めた。インダストリオールは、グアテマラの工場で労働組合を承認せず、組合との協議を拒否したことを理由に、OECDナショナル・コンタクト・ポイント(NCP)にテルニウムを提訴した。
2018年、ルクセンブルクのテルニウム代表はNCPに、Sitraterniumと集団雇用契約について交渉すると話した。同年3月にテルニウム代表とSitraternium代表との初会合が開かれたが、その後間もなく同社は協議を中止した。
2019年に団体交渉プロセスが始まった。最終的に今年1月29日、初の協約が締結され、翌日に関連文書が認証のために労働省に提出された。
デービッド・モラレスFestras書記長は言う。
「協約締結を大変うれしく思う。グアテマラでは、この部門の団体交渉がまだほとんど行われていないので、これは重要な協約だ。これですべてが解決するわけではないことは承知しているが、今後の交渉でもさらに成功を収める基礎を築いた」
ケマル・ウズカン・インダストリオール書記次長は言う。
「この歴史的な成果に至ったSitraterniumの同僚の決意と専心を祝福する。グローバルな連帯と国際的なメカニズムは有効だ。私たちは一丸となって闘い続け、勝利を達成する」