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地球規模のサプライチェーン同盟が組合の力の構築に着手

2012-12-13

労働組合の力を強化するために、航空サプライチェーンの労働者を対象とする新しい地球規模の同盟が発足した。

 ITF(国際運輸労連)とそのパートナーであるインダストリオール・グローバルユニオンが主導するComponents to Carriersイニシアティブは関連組合に、組合の力の構築に向けて最優良事例を共有するとともに、連帯行動を促進し、共同戦略を策定する機会を提供する。また、活動家が戦略上重要な場所で組合の力を精査し、グローバル企業やサプライチェーンにおける変化に関する情報を収集できるようにする。

 ITFの地上勤務職員委員会と民間航空部会、それにインダストリオールの航空宇宙部会の代表は、航空産業全体で労働者グループを連携させる可能性があることを確認し、ITF/インダストリオール合同作業部会を通してComponents to Carriersの活動を主導している。

 この同盟には、航空機製造、物流から維持・修理・整備作業まで、さまざまな特殊分野を代表している労働組合員が関与する。

 ITFグローバル組織化コーディネーターのインゴ・マロウスキは次のように語った。「グローバル・サプライチェーンに影響を及ぼしたければ、さまざまな種類の労働者を代表する組合同士の連携が欠かせない。『全体像』を理解して成功を収めることが重要だ」

「この新しい同盟は変化を求める大きな勢力になり、極めて重要な部門で労働者を団結させる」と、航空宇宙担当のロブ・ジョンストン・インダストリオール・エグゼクティブ・ディレクターは述べた。

さらに詳しい情報や参加方法の詳細については下記サイトを参照:

http://www.itfglobal.org/civil-aviation/components-to-carriers.cfm

 

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