ウェストバージニア州の機械工労組、公正な契約を求めてスト
2021-10-06
【JCM記事要約】
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2021年10月6日:米ウェストバージニア州バーバーズビルのスルザー・ポンプで、インダストリオール・グローバルユニオン加盟組織の全米機械工・航空宇宙労組の組合員50人が、公正な契約を求めてストに入っている。
機械工労組第598支部(第54地区)の組合員は、10月1日金曜日の真夜中にストを開始した。組合員たちは現在、メインストリート1305番にある施設の外でピケを張っている。
「ウォールストリートに話を聞かせるために、ときどきメインストリートに繰り出さなければならない」と組合スポークスパーソンは述べた。
機械加工労働者と鋳物工場労働者は、同社での長年にわたる勤務によって得た権利を経営側が尊重しなかったため、会社側の言う「最終提示」を拒絶し、ストに入ることを圧倒的多数で票決した。同社は、バーバーズビル地域で良質な雇用を保護しているこの施設において、先任権を妨げようとしている。
T・ディーン・ライト・ジュニア機械工労組第54地区長は次のように語った。
「スルザー・ポンプの機械工労組組合員は、同社に公正な契約の取り決めを求めているにすぎない。組合員たちは、勤続年数の面で敬意をもって従業員を処遇するよう同社に要求することによって、家族と地域社会のために明確な態度を打ち出している。スルザー経営陣が献身的な労働者の重要性を理解することを心から願っている」
アトレ・ホイエ・インダストリオール書記長は同労組に連帯メッセージを送り、次のように述べた。
「スルザー・ポンプが先任権の大幅な削減をやめて、第598支部のIAM組合員との交渉の場に戻ることが絶対に必要です」
「インダストリオール・グローバルユニオンは、バーバーズビルのスルザー・ポンプで第598支部のIAM組合員の労働基本権を守ろうとする皆さんの闘いを支援するために、全力を尽くしています」
「力を緩めないでください。皆さんは1人ではありません!」
インダストリオール・グローバルユニオンは、ニュースレターで紛争に言及したスイスの労働組合UNIAをはじめ、スルザーに組合員がいる他の世界中の組合に情報を提供した。
スルザー・ポンプはスイス系の上場多国籍産業工学会社で、ポンプやコンプレッサー、関連設備を設計・製造している。バーバーズビル工場は、ポンプ用の交換部品を生産する鋳造場を備えた製造センターである。