ボーイング労働者3万3,000人がスト
2024-09-16
2024年9月16日:9月12日、アメリカの巨大航空宇宙会社ボーイングで3万3,000人の労働者がストに入り、賃金と年金、医療の改善を要求した。労働者たちはインダストリオール加盟組織の全米機械工・航空宇宙労組(IAM)に加入しており、4年間で25%の賃上げを提示する協約を拒否した。
圧倒的多数の94%がこの提示の拒否を票決し、96%がストに賛成票を投じた。労働者は、長年にわたって賃金が停滞し、仕事の外注を防ぐために年金と医療に関して譲歩してきたことに不満を抱いている。
IAMは声明で次のように誓約した。
「北米全域でストを支持する力強い連帯によって、労働者のニーズを満たす協約を求めて闘い続ける。労働者は言っている――我々の未来、我々の闘い」
ゲオルク・ロイテルト・インダストリオール航空宇宙担当部長は述べた。
「私たちはボーイングの労働者と連帯する。ストを実施し、自分たちと家族のために生活改善を要求することは彼らの権利だ。この大変な時期に彼らをサポートし、許容できる有益な協約を締結できるよう願っている」
写真:全米機械工・航空宇宙労組(IAM)ウェブサイト
【原文記事URL】
https://www.industriall-union.org/33000-boeing-workers-on-strike