ドイツの自動車労働者がフォルクスワーゲンと合意
2013-06-05
ドイツの自動車労働者がフォルクスワーゲンと合意
IGメタルは、今後20カ月間で5.7%の賃上げについてフォルクスワーゲンとの協約をまとめた。
ドイツのインダストリオール加盟組織IGメタルとフォルクスワーゲンとの第2回交渉中の5月28日に達した合意に従って、労働者は、増加している同社利益の公正な分配を受けることができる。協約は2015年2月28日まで有効。
西ドイツのフォルクスワーゲン6工場と金融サービス部門で雇用される約10万2,000人の労働者は、2段階で賃金が上がる。2013年9月1日からの10カ月間で3.4%、2014年7月1日からの8カ月間でさらに2.2%増額される。2013年7~8月の賃金は変わらない。
この報酬制度の一環としてIGメタルは追加ボーナスを獲得し、労働者は300ユーロ相当の年金を受給する。年金ではなく現金を選ぶ従業員は、2013年8月末に総計275ユーロの一時金を受け取る。この協約によって訓練工と学生の年金も改善し、95ユーロの年金が支給されるが、現金を選ぶことはできない。
この成果は、5月中旬にIGメタルが達成した既報の賃金協約に沿っている。