アルコアの組合がグローバル・アクション・ウィークの準備
2013-09-11
アルコアのインダストリオール加盟組合は、来週世界中で協調的行動を実施する準備をしている。適正賃金、高い安全衛生基準、労働者の基本的な団結権の尊重を要求する予定だ。
このグローバル・アクション・ウィークは、アルコアのグローバル組合ネットワークが5月の会合で呼びかけた。このネットワークには、十数カ国で数千人のアルコア従業員を代表するインダストリオール加盟組織が参加している。
アルコアは世界最大の一次アルミニウム・メーカーである。
グローバル・アクション・ウィークには、世界中のアルコア生産現場の労働者・労働組合がさまざまな方法で参加する。例えば、ステッカーの着用、デモの実施、新聞広告の掲載といった活動だ。全世界で使うために12カ国語のリーフレットが作成された。
ユルキ・ライナ・インダストリオール書記長は次のように述べた。「アルコアは厳しい市場で活動しているが、基本的価値観を見失ってはならない。この価値観には、適正賃金の支給、労働者の安全性の最優先、労働者の基本的な団結権の尊重が含まれる。世界中の組合が来週、そのメッセージをはっきりとアルコアに伝える」