数千人がクラウン・ホールディングスに抗議
2013-10-11
カナダとトルコで労働者の権利を平然と踏みにじっている米国系多国籍企業、クラウン・ホールディングスでロックアウト中の労働者に対し、世界中の労働組合が連帯を表明している。
カナダとトルコで労働者の権利を平然と踏みにじっている米国系多国籍企業、クラウン・ホールディングスでロックアウト中の労働者に対し、世界中の労働組合が連帯を表明している。USW第9176支部の組合員は譲れない一線を示し、クラウン・ホールディングスに対し、労働者に頼って利益を上げようとするのをやめるよう要求した。同社はトルコで別のインダストリオール加盟組織ビルレシク・メタル・イスに、2012年から組合つぶし戦術を適用している。
クラウン・ホールディングス労働者は孤軍奮闘しているわけではなく、インダストリオール加盟組織の全米鉄鋼労組(USW)がレイバースタートのウェブサイトで開始した「手当削減反対」キャンペーンを少なくとも7,000人が支持し、クラウン・ホールディングスのジョン・コンウェイCEOに抗議文を送った。さらに多くの抗議が寄せられている。
USWはキャンペーンを支援して10月10日にプレスリリース「全世界数千人がクラウン・ホールディングスによる労働者攻撃を非難」を発表し、このキャンペーンの理由を説明するとともに、同社が組合と適切な交渉を行わずにスト破りを利用している実態を明るみに出した。
インダストリオールは全加盟組織に訴えかけ、クラウン・ホールディングスの企業欲に対抗するキャンペーンを支援して下記宛に同社への抗議文を送るよう呼びかけている:http://www.labourstartcampaigns.net/show_campaign.cgi?c=1978